世間から身を隠すように台北で生きる男・島(シマ/豊川悦司)の前に、突然お調子者で馴れ馴れしい男・牧野(マキノ/妻夫木聡)が現れる。牧野は初めて会う島の名前を知っており、島が台湾にやって来るきっかけになった“ある事件”のことを知っていると言う。その牧野が何者かに命を狙われていることを知った島は、追手から逃れるため牧野を連れて台北から花蓮へ向かう。花蓮に辿り着いた二人の前に、シャオエン(ニッキー・シエ)という女性が現れる。この運命の出会いによって、牧野と島の閉ざされた過去が明らかになり、二人の逃避行は楽園を探す旅に変わっていく…
「エデンの東」を彷彿とさせる石坂洋次郎原作を、石原裕次郎主演で映画化した青春ドラマ。自分が妾の子だと知る伸次は、斜に構えた青年だった。だが、たか子が妹の家庭教師として現れたのを契機に、本当の自分を取り戻していくが…
昼は冴えない銀行員、夜はプロレスラーという二重生活を送る男の姿をユーモラスかつ哀愁たっぷりに描く。デホは要領が悪く情けない男。職場ではいつも厳しい上司にヘッドロックをかけられていた。そんなある晩、デホはさびれたプロレス館で選手募集のポスターを目にする。衝動的に入門を申し込んだデホは、以来、厳しいトレーニングに励み、上司のヘッドロックもかわせるようになり、ついに緊張のデビュー戦を迎えた……。
1960年代の激動の韓国。大統領官邸“青瓦台”のある孝子洞で理髪店を営む平凡な男ソン・ハンモ。美しい妻とかわいい息子に囲まれて幸せな日々を送るソンだったが、ふとした事件をきっかけに大統領の専属理髪師に選ばれる。これによって思いがけずも、ソンは権力をめぐる政争の渦に巻き込まれてしまうのだった…。
4人の女性殺人事件が発生。刑事のフリーマンは容疑者として彫師のジェームスを取り調べる。無実を主張する彼とフリーマンは共同で調査を開始すると、そこにはハリウッドの人身売買組織に拉致された女性の痕跡があった…。
聖ハレンチ学園と名乗る私立高校の教師・PTA・生徒の断絶ぶりを徹底的に戯画化した喜劇。
あの日、少年たちは何を願ったのか—12年前、同じ場所から流星(リュウセイ)を眺めた享、竜太、晴彦の3人は、現在それぞれの人生を歩んでいた。東京でキャバクラの送迎をしている竜太。バンドを辞め地元の居酒屋で働いている享。晴彦は一流企業で働いていたものの借金を作り、金を借りるために実家に帰省していた。そんなある日、そんな彼らに少しだけ変化が訪れる。
2005年、ニューヨーク州の郊外ブリッジウォーター。海兵隊予備隊で敏腕保安官のカルは、イラクへの出発を間近に控えたある日、弟や親友たちと地元のバーで飲んでいた。だが、彼の弟オイスターが、バーでの喧嘩により男を誤って殺害した罪で投獄されてしまう。判決に疑惑を抱いたカルだったが、イラク戦争の激戦地への従軍を命じられ、弟を残し旅立つことに。8ヵ月後、無事に任務を終え帰国すると、弟が懲役25年という不当な判決に苦しみ、刑務官たちから虐待されていることを知る。カルは、共にイラク戦争を経験した元海兵隊の親友たちとチームを組み、オイスターが乗る囚人護送車襲撃計画を企てるが...。タイムリミットは30分!一世一代の大逃走ミッションと壮絶なる復讐が始まる!
第二次大戦終戦直後、GHQに占領された日本において、GHQと互角に渡り合った二人の男がいた。その名は、白洲次郎(浅野忠信)と吉田茂(小林薫)。終戦の年の晩秋、外務大臣になって間もない吉田は、24歳年下の白洲に、GHQとの交渉役を委ねた。海外を飛び回る実業の第一線を退いて郊外で農業に専念していた白洲は、妻・正子(宮沢りえ)の後押しもあり、吉田の力になることを決意する。米国主導で早急に憲法改正を推し進めようとするGHQに抵抗し、熾烈な交渉の場に臨む二人。彼らの心にあったものは、一刻も早い日本の独立への思いだった。本音で激論を交わすことをいとわない、親子ほども年の違う二人の絆、そして日本の未来を見据えた熱い思いと覚悟を描く、人間ドラマが幕を開ける。
元海兵隊員のウィリアム・ダンカンは、戦いから離れ妻と娘のキャサリンと3人で平穏な暮らしを送っていた。ある日、ウィリアムは立ち寄った料理店でギャングの無差別殺戮に遭い、愛娘を目の前で惨殺されてしまう。ウィリアムの必死の反撃により主犯格のダニーは駆け付けた警察に逮捕されるが、証拠不十分で相応しい裁きを受けることはないという。これを知ったウィリアムは、釈放されたダニーを怒りに任せて手にかけるのだが…。